BlackBull、IPOは2027年へ延期か 顧客資金85%超増でも上場見送り
海外FX業者BlackBull MarketsのIPOに2027年への延期情報。会社側は上場時期を未定とし、事業成長を優先する方針です。
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概要:FX・CFDブローカーのEquitiが、UAEのアルアインに国内2店舗目の対面窓口を開設。オンライン取引に地域スタッフの支援を組み合わせます。出店の背景と現地ライセンス、英国法人の業務見直しを整理します。

オンラインで取引できる時代に、あえて街中に相談窓口を設ける。FX・CFDブローカーのEquiti Groupが、アラブ首長国連邦(UAE)で対面対応を広げている。
同社は9月23日、アルアインのHamdan Bin Mohammad通りに新店舗を開設したと発表した。9月14日に発表したシャルジャ店に続く、UAEで2店舗目の来店型拠点となる。利用者は店頭で地域のスタッフに直接相談でき、オンラインの取引サービスと併せてサポートを受けられる。

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先に開設したシャルジャ店は、King Faisal通りのNew Zubaidi Buildingに入居し、Mohamed Hachichou氏が責任者を務める。同氏は、金融サービスへのアクセスには技術だけでなく、疑問に答えられるスタッフの存在も必要だと説明していた。
アルアイン店の責任者はKinan Hassino氏。同氏は、同地に常設拠点を構える意義を強調し、顧客の声を聞き、求められる支援を把握する場にしたいとしている。Equitiは新店舗に伴う地元での雇用創出も見込む。
Equitiは以前からUAEにオフィスを持つ。2023年には、同国内のライセンス取得から約1年後にアブダビ拠点を開設し、当時は世界で10番目の拠点と説明していた。今回の「2店舗目」は、既存オフィスを含む総拠点数ではなく、来店型店舗の数を指す。
中東はオンラインブローカーにとって重要な市場だ。Capital.comは、自社プラットフォームの取引高の約60%を中東が占め、その地域内で最大の市場がUAEだと説明している。
顧客と直接会う場所を設ける動きは、Equitiに限らない。
moomooと親会社のFutuはシンガポール、香港、マレーシアで実店舗を展開し、IGもUAEにスタッフと面談できるオフィスを構える。
Equitiは現地でのブランド露出も強めている。アブダビのサッカークラブ、Al Wahda FCとは2024年にユニホームの袖スポンサーとして提携。2026年8月には、2026/27シーズンの胸スポンサーへと協賛を拡大した。店舗とスポーツ協賛の両面で、地域との接点を増やしている。
2店舗を運営するのは、Equiti Securities Currencies Brokers。同法人はUAEの資本市場庁(CMA)から、取引仲介とアレンジメント・アドバイス区分のライセンスを取得している。公式サイトでは、後者の対象業務を紹介・プロモーションと記載している。
CMAは2026年1月1日施行の法令に基づき、従来の証券商品庁(SCA)を引き継いだ規制当局だ。
ここで区別したいのが、対面サポートと投資助言の範囲である。EquitiのUAE向け公式サイトは、注文執行のみを行うサービスであり、投資助言や運用サービスは提供しないと明記している。店舗でスタッフと話せることと、売買の判断を任せられることは別だ。
海外FX業者の安全性を確認する際には、店舗の有無に加え、自分の契約先法人と、その法人に適用されるライセンスやサービス範囲を確認したい。
UAEで店舗を増やす一方、英国法人Equiti Capital UKでは業務の見直しが進む。8月には、中・高リスクに分類される新規顧客の受け入れを一時停止し、グループ内の他法人に対する流動性供給の役割も縮小したことが伝えられた。
英国法人の2025年の純取引収益は、前年比24%減の2,440万米ドルだった。同社は減収の背景として事業運営モデルの再編を挙げ、今後はリスクを抑え、収益の安定性と予測可能性を高める方針を示している。
UAEの出店と英国法人の減収は、それぞれ対象となる法人や事業が異なる。ブローカーを評価するうえでは、グループ全体の拡大だけでなく、利用する法人の業務内容や財務状況まで見ておきたい。今回の新店舗は、EquitiがUAEで顧客との直接の接点を重視していることを示す動きとなる。
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