Webull、1/10サイズの米株指数先物を追加 S&P500・NASDAQ100に対応
WebullがCMEのE-nano S&P500・NASDAQ100先物を9月中旬から提供へ。Micro E-miniの10分の1、E-miniの100分の1となる超小口商品で、個人投資家の先物取引はどう変わるのか。
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概要:韓国取引所(KRX)が9月14日、16時〜20時のアフターマーケットを開始。KOSPI・KOSDAQの大半をリアルタイムで売買できる。

「株は午後3時半まで」という韓国市場の常識が変わる。
韓国取引所(KRX)は2026年9月14日、株式を午後8時までリアルタイムで売買できる「アフターマーケット」を開始した。
単に従来の取引時間を後ろに延ばした制度ではない。午後4時から8時まで、新たに連続して注文を成立させる市場を設ける。
米国を中心に世界で株式取引の長時間化が進むなか、アジアでも「夜まで取引できる市場」を巡る競争が本格化している。
KRXの通常取引時間は、これまで通り午前9時から午後3時30分までとなる。
9月14日以降の主な流れは次の通りだ。
最大の変更点は、午後4時以降も売買価格を指定しながらリアルタイムで注文を成立させられることだ。
従来は午後4時から6時まで、10分ごとに注文をまとめて成立させる「時間外単一価格取引」が行われていた。今回、この仕組みを廃止し、複数価格による継続的な売買へ切り替えた。
アフターマーケットでは、KOSPIとKOSDAQに上場する株式の大半が取引対象となる。
一方、取引停止銘柄や投資警告銘柄、流動性が極端に低い銘柄など、市場管理上の注意が必要な一部銘柄は対象外となる。ETF(上場投資信託)とETN(上場投資証券)も現時点では含まれない。
値幅制限は通常市場と同様、当日の基準価格に対して±30%。
注文方法にも制限があり、指値などは利用できるが、市場価格で即時売買する「成行注文」は利用できない。流動性が通常時間より低くなりやすい夜間市場で、価格が急変した際のリスクを抑える狙いがある。
背景には、韓国内で始まった取引所間競争がある。
韓国では2025年3月、同国初の代替取引システム(ATS)「Nextrade(NXT)」が本格稼働した。
NXTでは午前8時から8時50分までのプレマーケットに加え、通常市場終了後も午後8時まで取引可能。1日の取引可能時間は最大12時間に達する。
これまでKRXの通常市場が終了すると、夜間取引を希望する投資家の注文はNXTに流れやすかった。
今回KRX自身が午後8時までの市場を開設したことで、韓国では「どの取引所で夜間の流動性を確保するか」を巡る競争が一段と強まることになる。
取引時間の拡大は韓国だけの動きではない。
米NASDAQは、米東部時間午後9時から翌午前4時までの新たな取引セッションを追加し、平日1日23時間・週5日の株式取引体制へ移行する計画を進めている。
現行のNASDAQでは、プレマーケットが午前4時〜9時30分、通常取引が9時30分〜16時、アフターマーケットが16時〜20時。新制度では20時〜21時の1時間をシステム処理などに充て、それ以外の時間帯で取引できる形となる。
2026年12月の開始が予定されており、米国株を自国の日中に取引したいアジアや欧州の投資家需要も背景にある。
取引時間が長くなれば、決算発表や政治イベント、地政学リスクなどが発生した際に、通常市場の翌営業日まで待たずに売買できる機会は増える。
一方で、「取引できる時間が長い」ことと「いつでも同じ条件で取引できる」ことは別だ。
夜間市場では通常時間より参加者や注文が少なくなり、売買したい価格で成立しにくくなる可能性がある。価格変動が大きくなったり、買値と売値の差が広がったりする場面にも注意が必要だ。
NASDAQも時間外取引について、通常市場と比べて流動性が低く、ボラティリティが高くなる傾向があると説明している。
暗号資産では24時間365日の取引がすでに一般化している。
その利便性に慣れた投資家が増えるなか、株式市場やCFD市場でも、従来の「取引所が開いている時間だけ売買する」という構造が変わり始めた。
韓国ではKRXとNXTが午後8時まで競い、米国ではNASDAQが23時間取引へ向かう。海外FX・CFDブローカーでも、金や株価指数などで週末・長時間取引を導入する動きが相次いでいる。
今後、投資家にとって「何を取引できるか」だけでなく、「何時まで取引できるか」「時間外にどの程度の流動性があるか」も、取引所やブローカーを比較する重要な項目になりそうだ。
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